Blanc Pain、フランスのパンとお菓子の店
Ako's Blog (マダムのブログ)
■ 続けていくこと
11年06月19日
先週の日曜日、
うちの永らくのお客様「Cafe Dufi」の
10周年記念ライブががありまして。
“心からおめでとう!”の気持ちを込めて、
お花を贈らせていただいたのは、
当日ツィッターでもつぶやいたとおり。

《10周年ってことで、ハートに“10”を入れて!とオーダーしてみました》
因みにブランパンは昨年4月で10周年、
今年11周年を迎え、ただいま12年目を奮闘中。
栄店も7月で満8年になります。
BLANC PAINをオープンして、初めて商売人になった私。
商売ですから、もちろん良いときもあれば、大変なときもあるわけで・・・。
始める前は、たくさん稼げたら成功かな~なんて、考えていたけれど、
年々月日を重ねれば重ねるほど思うのは、どれだけ長く続けられるか、が
一番凄いことなんじゃないかということ。
思えば、この商売を始めてからというもの、
いつも通る町並みにあるお店の開店&閉店に
思いきり敏感になった気がします。
久しぶりに通りかかった道で、
知っていたお店が閉店していたり、
新しいお店に変わっていたりすると、
「あんなに流行っていたのに??」なんて。
一時たくさんのお客様に来ていただいくことよりも、
長く愛してもらえる店にならないとね・・・ということなんだとは
わかっているけど、これが難しい。
だからこそ、今回のDufiさんのように一緒に年月を過ごしてきた
お客様の周年イベントは格別です。
この春はFuchitei a Vousさんが5周年を迎えられ、
CASABLANCAさんは10周年、
そしてDufiさんの10周年でした。
その他にも、10年を超えるお付き合いのレストラン、カフェが
あり、そして何よりオープン以来のお付き合いのお客様はじめ、
なが~くご来店下さるお客様が多数いらっしゃることが
“続けること”の原動力!!
さあ今日も変わらず一日頑張ろうっと!
新しい出会いも待ってるかも知れないしね!!
■ ~1年で一番の大イベント~ 今年もNOELがやって来る!
10年12月05日
フランス人にとって一番の年中行事といえば、それはもう100%疑いなく、
Noel(ノエル=クリスマス)に決まってる。
それも家族が集って過ごす、大事な大事な日。
12月になる度、昔ストラスブールのレストランで修行中のこと、
「ノエルはどう過ごすの?」と修行先のマダムに聞かれ、
「別に予定は・・・」と答えた途端、「一人のノエルなんて
ありえないわ!私達と一緒にいらっしゃい!!」と
誘われたのを思い出します。
「ノエルに一人ってのは、そんなに寂しいことなんか??」と
びっくりしたっけ。
そして翌日の24日、なんと子供のいないムッシュ&マダムは
私ともう一人の見習いを連れ、お友達一家のノエルに合流!!
「えぇ~、夫婦2人で過ごすのも寂しいのか~!」とさらに頭の
中が???になったっけ。
当時の私にとって、「クリスマスは別にいいけど、お正月に一人は
寂しい・・・」だったので、“フランス人のノエル=日本人のお正月”
って図式が私の頭の中に刻まれた気がします。
で、ところ変わってリヨンのクリスマス。
ストラスブール、というかアルザスのクリスマスもマルシェ・ド・ノエル
(クリスマス市)で有名ですが、12月8日前後の数日間、リヨンでは
フェット・デ・リュミエール(光の祭典)が開催され、街中がライトアップ
&デコレーションされて、それこそわんさか観光客がやってきます。
これは、1348年から1353年にペストがアルプス以北のヨーロッパで
流行したとき、リヨンの市民がフォヴィエールの丘にあるノートルダム
聖堂のマリア像に祈りを捧げたところ、流行が治まったことに由来する
と言われています。
《これは去年のポスター。この行事、1852年から続いてます。
故事にちなんで、そこら中に“メルシーマリア(=マリア様ありがとう)の文字が。》
お祭り自体は8日より前から始まりますが、8日本番の夜はリヨン市内の
家々の窓際がろうそくの灯りで彩られ、建物や道路はイルミネーション
で飾られて・・・。幻想的で素敵なお祭りです。
《旧市街中心部のベルクール広場の観覧車もオシャレに変身》
《川の対岸から眺めるノートルダム聖堂の美しさ!》
《街中がこんな風に飾られていて、いつまでも散歩していたいほど》
ねっ、きれいでしょう!
そして鉄道のぺラーシュ駅そばの広場には、アルザス風のクリスマス市も
出現して、これまた大賑わいです。
パンデピスの屋台や、
《これは一般的なパンデピス。ブランパンのもこのタイプです。》
《そしてこっちはアルザスのパンデピス。平たくて飾りが付いてるのが特徴》
《一見パネットーネみたいな変わったのも。どれも美味しそう》
もちろんシュトーレンも、
《無造作に積み上げられているところがまさにフランス》
そしてアルザス以外ではないだろう、と思っていたブレデルだって、
見かけてびっくりでした。
《こんな感じで無造作に量り売りされてるのも懐かしい》
《素朴だけど美味しい!!味にもいろいろバリエーションがあリます。》
そして市にはツリー屋さん(?)も。
あちらではツリーといえば、基本、本物のもみの木。
《枝ぶりが気に入ったものを選んだら、持ち運びやすいようにネットを
かけてもらってお持ち帰り》
初めて日本でツリーを買いに行ったムッシュが、
「なんだお前ら、ニセモンのツリーしか売ってないのか~」と
怒って帰って来たことも懐かしい思い出。確かにこれが
スタンダードなら、日本で売ってるツリーじゃ満足できないかも、です。
思い出すたび、懐かしくて帰りたくなっちゃう12月のフランスですが、
今年はブランパンにノエルのパンやお菓子がいっぱい揃って
ちょっと本場に近づいた気分。
お馴染みになったシュトーレンや、新顔のパンデピス、パネットーネ、
そしてブレデルまで!! もう感涙ものです。
この時期しか食べられないお菓子なだけに、お客様にもすっかり
熱っぽくお勧めしちゃってます。
■ フランス人は庶民も別荘を持っている?! ~フランス・ヴァカンス事情~
10年10月04日
毎年最低一度は出かけているフランス(というか、フランス・リヨン)。
かれこれ15年ほど前、約2年間住んでたこともあるし(このときは
アルザスでしたが)、その前にも5,6回は旅行で出かけていた国でもあります。
旅行で出かけていたときも(ツアーでなく、全くの気ままな
個人旅行だったこともあり・・・)、それなりに異文化に
触れた感動や発見なんかもあったし、ましてや学生として
1年弱、レストランでパティシエとして1年ちょっと働いて
かなりわかった気になっていたフランス・・・。
でも、あっちに家族&親戚が出来て、ある意味行くところじゃなく
帰るところになったこの14年で、「まだまだあるよ~!」的に
出てくる、出てくるびっくりで新鮮な発見の数々!!
日本人の頭の中に出来上がってるフランス人のイメージとは
違うってことも多くて、誰彼かまわず教えたくなることも
しばしばです。(ある日、お店で何かを熱く語ってるマダムを
見かけたら、ははあ~と思ってくださいませ)
そしてその中でも、毎年夏に帰る度"フランス人気質を見たり!!”
と思うのがヴァカンスのこと。
何しろ平均5週間もあるし、とらない人はいないし、ヴァカンス命
だし。日本人は5週間も休んでいいよと言われても困る・・・みたいな
人が多そうですよね。だってそれだけどっか旅行でも行こうものなら、
お金がかかり過ぎて破産しちゃいそうだし。
で、フランスの庶民はどうやって長いヴァカンスを過ごすのかというと、
結構やってるのがこれ。
キャンプだと思った・・・ですよね。 でもこれ、いわば簡易の別荘なんです。
いわば博多の屋台(と私が勝手に思ってる)な感じで、3月終わり位に
専門の業者さんが仕舞ってあった場所から、設置してくれる仕組みなんです。
だから毎年同じ場所に出かけて過ごすわけ。

《専用の庭(?)付きで、好きな花なんかも植えちゃってます》

《子供用の遊具や、貸自転車なんかも充実》
うちのお義父さん&お義母さんは、毎年4月から9月の間、
ほとんどこうした別荘(?)に滞在して過ごします。

《うちにいるのとまるで同じように、友達を招いてランチしたりもします
これは今年の夏のひとコマ》

《この日のアミューズ、小魚のから揚げを作るの図・・・
ちなみに魚はキャンプ場脇を流れる川で釣ったもの》
彼らはとにかく外が好き。 寝るとき以外は外にいたいと
思っている(と思われます)。
キャンピングカーさえ購入すれば、後は家と違って税金とか
面倒なこともなし! でもって、お金も大してかからない・・・。
やっぱりフランス人のヴァカンス命!の精神を強く感じる、
このフランス式キャンプ(?)なのであります。
■ 6/20は名古屋港~Fete de la Musique~へGO!
10年06月17日

《今年も様々なジャンルのミュージシャンが登場予定》
今年もやって来ました、「Fete de la Musique(音楽の祭典)」
フェット・ド・ラ・ミュージック(Fete de la Musique)と聞いて、
ピンと来たアナタはかなりのフランスフリーク、フランス好きかも?です。
もうふた昔も前の話になりますが、フランスの大統領がミッテランだった頃、
ジャック・ラングという文化人として有名だった方が文化大臣だった時期が
ありました。
もともとミッテラン大統領という人は、いわゆる文化政策に確固とした
ポリシーを持って望んだ人。 オルセー美術館やルーヴルのガラスの
ピラミッドを作った人といえば、わかりやすいでしょうか。
彼はそれまでは時系列的にぐちゃぐちゃで、しかもいろいろな美術館に
分かれて収蔵されていた絵画を、印象派美術を展示するオルセー美術館を
新設し、ルーヴル(オルセー以前)、ポンピドー(オルセー後)と合わせて
大胆に移動、そして集約して展示することを決断しました。
私が始めてフランスに出かけたのは、ミッテラン時代の少し前。
迷路のような通路がクネクネ続き、行けると思った場所がいきなり閉鎖
だったりして、ルーヴルの中で迷子になった身としては、その後再訪した
ルーヴルの変貌ぶりには大感動!! ルーヴル→オルセー→ポンピドーと
訪ねれば、気分はもうにわか美術史家(?)です。
う~ん、前置きが長くなりました・・・。
そんなミッテラン大統領の下、ラング文化相が新設したのが、
このフェット・ド・ラ・ミュージック(Fete de la Musique)。
フランス中で、誰でも気軽に音楽を楽しめる日を作ろう!ということで、
それ以来フランスでは、毎年6月の第3日曜日は至る所、野外で
様々な音楽が演奏され、1日中音楽を身近に感じて過ごすことが
出来る素敵な催しとして根付いています。
そして数年前からは、そんな素敵なエスプリを日本でも!!と
各地の日仏会館&アリアンスフランセーズが主催して
音楽祭が開かれるようになりました。
飲んで、歌って、食べて、踊って、楽しんで・・・ということで、
当日は飲食のスタンドも出店。
フェット・ド・ラ・ミュージックが名古屋で開催された年から毎年、
ブランパンも参加させていただいています。
今年は6/20(日) 14:00~ 名古屋港ボートハウスで。
入場無料ですから、お気軽にお立ち寄り下さい。
ただし、例年心配なのがお天気。 今年もビミョーな感じです・・・。
まあ6月後半といえば、日本列島は梅雨真っ最中。
でも何でこの時期??と思うのは日本人だけ・・・?
だってフランスに梅雨はないんだも~ん!!・・・なわけです。
■ 春の便りがやって来た!
09年03月13日
時が経つのは早いもの・・・。
ホントに日々痛感している私。
気が付けばあっという間に2009年も3月半ば、
春の便りがそこココから聞こえて来る季節となりました。
ブランパン・天白店がある辺りは、名古屋市立東山動植物園に
ほぼ隣接しており、とにかく自然がいっぱいの恵まれた環境。
四季折々、いろいろな自然の便り(?)に親しみながら、生活
しています。(いいとこだぁ~)
そして。
そんな東山の大自然(?)に比べれば、ちっちゃな便りでは
ありますが、うちの庭にも春の便りがやって来ました!

《もうすぐ満開!!待ち遠しいぞー》
これ、実は桜ではなく「桃桜」。桃の仲間です。
毎年桜よりちょっぴり早く花を咲かせて、楽しませて
くれるのですが、今年もほら、満開間近。

《お店の前庭で、健気に可憐に花咲かせる桃桜クン》
ムッシュと私にとって、この樹はとても思い入れのある樹。
お店がオープン1周年を迎えたとき、当時のスタッフが
皆でお金を出し合ってプレゼントしてくれたものです。
毎年花が咲くと、「あ~今年も花が咲いた、咲いた。
1年経ったのね・・・。」と、感慨に浸ってしまいます。
そしてもうひとつ。
桜の季節を迎えると、ブランパンの店頭に登場するのがこれ。

《バゲットと同じ生地で作ったシンプルな「SAKURA」 毎年楽しみに
していてくださるお客様も・・・》
その名も[SAKURA」(189円)。
桜が咲いている時期だけお店に登場する、
ブランパンの早春の定番です。
世界同時不況とか、いろいろ気持ちの暗くなる話題も
多いけれど、春は誰にも何処にもやって来る・・・。
明るい気持ちで今日もがんばりましょうね~
■ 2009 新年の事始は台北で!
09年01月26日
なんと! サラー家の新年は台北でスタート。 たった3日間の小旅行ながら、台北は発見に満ちたとーっても楽しいところでした!!
■ マダムのヴァカンス報告2008 ~フランスで暮らすなら~
08年09月07日
前回のマダムのヴァカンス報告2008 ~マルシェ~に続いて、 今回は一般的なフランス人のライフスタイルの一端をご紹介してみることに。 会うたびに感じていることなのですが、ムッシュの親戚のおじさん&おばさんちは、明日から替わって、といわれたら、 即「ウィ!」と答えたくなるライフスタイルなのです・・・。
■ マダムのヴァカンス報告2008 ~マルシェ~
08年08月28日
夏はフランスがいいっ! というわけでもありませんが、我がサラー家の夏のヴァカンスはフランス。 ...というかリヨンの実家に里帰りなわけで、今年も観光旅行では味わえないディープな夏を満喫 してきました。 話だけで恐縮ですが、ちょっぴり皆様にもおすそ分けということで・・・。
■ 素敵なパン職人の結婚式?!
08年05月23日
私事ですが、つい先日ブランパンの若いパン職人である玲君の結婚式&披露宴が
開かれました。 Felicitation Ryo!!
■ 今年もやってきたガレットの季節
08年01月12日
フランスで新年のお菓子といえばこれ!Galette des Rois 直訳すると王様のケーキ(ガレットというのは、平たい円盤状の お菓子という意味です)となりますが、これは本来1月6日の エピファニ(日本語でいう、御公現の日)に食べるお菓子なのですが、 だいたい1月中は、フランス全土のお菓子屋さん&パン屋さんの 店内を埋め尽くすくらいの勢いで店頭を飾ります。
■ 皆様どうぞ良い年を!!
07年12月30日
・・・とタイトルに書きましたが、フランス語にはこの表現がありません。 たぶん英語にもスペイン語にもイタリア語にもないんじゃないかと思います。 なんか不思議だけれど、ホントの話。
■ Noel
07年12月16日
12月に入り、お店もノエル(クリスマス)が近づいてきて本当に忙しくなってきました。 さてブランパンのノエルの人気商品といえば、まず写真のパンシュプリーズ。 これはまず大きなパンを焼き、その中に小さなサンドイッチを詰めたもので、 通年の人気商品なのですが、ノエルの時期は特に器のパンをクリスマスツリーやサンタの顔、 お星様、といったご注文が多くなり、24日前後ともなるとお店の中はこのパンシュープリーズで 一杯になり、華やいだ感じになります。
■ 外が楽しい季節
07年11月10日
これは、ムッシュの実家があるリヨン・クロワルース地区のカフェ。
この夏、テラスでお茶した時のひとコマです。
■ Enchante !
07年10月21日
はじめまして、そしてブランパンのサイトにようこそ!
夫婦でブランパンをオープンさせてから
早いもので7年半。


