2009 新年の事始は台北で!

2009年01月26日

カテゴリー Ako's Blog (マダムのブログ)



なんと! サラー家の新年は台北でスタート。 たった3日間の小旅行ながら、台北は発見に満ちたとーっても楽しいところでした!!

Bonne annee et meilleurs voeux!!
遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます!
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

2009年の年始め、皆様はどんなお正月を迎えられましたか?
ブランパンはオープン以来9回目のお正月、初めて6日間の
連休を頂戴しました。スタッフ一同ゆっくりリフレッシュして、
元気一杯2009年をスタートさせていただいています。

・・・で、突然ですが、我がサラー家は2009年のお正月、
台北に出かけて参りました。
「せっかくいただくお休みだし有効に過ごしたいけど、
6日間じゃフランスは無理だしなぁ~・・・」と思案していた所、
ふと見かけた『台湾(台北)2泊3日』の旅行の広告。
フ~ムとひらめいて即決。ムッシュもOKしてくれて、久々の親子3人旅
(毎年のフランス里帰りは行き帰りがずれるので、最初から最後まで
ずっと一緒の海外旅行はレアなのです)となりました。

・・・で、結論からいうと。いやぁ~楽しかったです、予想以上に。
もちろんずーっと前から、ゴハンが美味しいとか、台湾で飲む
中国茶は最高とか、夜市(ナイトマーケット)が素敵・・・などなど、
いろ~んな話は聞いていましたが、近すぎる外国「台湾」はこれまで
いまいち旅の候補の対象外だったというか・・・。


《世界一高い(かった?)ビル「台北101」。息子クンの台北旅行の
目的No.1はこのビルに登ること。もちろん達成しましたよ~》

エアチケットとホテル以外はフリーのツアーだったので、
初日ホテルにチェックインの後は、早速台北随一のランドマーク、
「台北101」へ。高さ500メートル以上を時速60キロ以上であっと
いう間に登りきるエレベーターなど、最新技術の数々に唸り、
夜景に感激した後は、一転レトロな雰囲気満載の夜市へGO!


《有名な夜市のひとつ「饒河街観光夜市」。観光とあるけど、
ほとんど地元の人たちばかり。ディープで楽しかった!!》

出かけたのは「饒河街観光夜市」。食べ物の屋台を始め、
昔懐かしい遊びの屋台も満載でした。


《ビンボール。ボールを跳ね上げるのが、
木べらで手動なのがシブかった・・・》


《今度は射的。ゴーグルかけて本格的です?!》

インドやバリ、タイ、香港など、アジアの屋台もいろいろ経験済みの
私とムッシュですが、屋台で売られている食べ物たちはなかなか
ディープな感じで、味や素材が想像出来ない物も。
そして何より日本と違うと感じたのは「匂い」でした。


《何やらすごい人だかりの台北名物『胡椒餅』の屋台。
その場で生地から作ってます。》


《長~い行列に「別の機会に・・・」と断念したのですが、結局旅行中
その機会は訪れず、食べず仕舞でした。一期一会を痛感!》

まあ言ってしまえば「臭い」にも通じる匂いですが、生命力や活気、
それらからくる雑多で猥雑な感じにも通じるところがあって、
「あ~アジアに来ちゃったなぁ」と嬉しくなってきたりする・・・のは
私とムッシュだけ。息子クンは「ク~サ~イ~」を連発です。
「えっ?それがいいんじゃん」と思ったものの、考えてみると
彼が生まれてこのかた住んでいる日本は、そういう匂いがほとんど
しないのも事実。フランスも然り、です。清潔だから、と片付けるのは
簡単ですが、生きるエネルギーが強いのは?とも考えたりしてしまいました。

2日目。雨が降る中、茶店がたくさんある台北郊外の猫空へ。
張り切ってタクシーを降り立ったところが・・・
「えぇ~??どっこも開いてないじゃーーーん!」
(思うに台湾の人たちは夜型らしく、ガイドブックには開いている時間と
あっても、午前中は閉まっていたりすることが多いようで・・・)
雨は降ってるし、どうしよう・・・と思った所へ行きのタクシーが戻ってきて、
「開いてないだろ、どーすんの?」の素振り。交渉の末、一日貸切で観光と
なりました。


《猫空地区と谷を挟んで向かい側にある「木柵指南宮」》

まずは猫空に向かう車中から見えた威風堂々の「木柵指南宮」へ。
ここは19世紀末に創建された道教の聖地ということで、本殿はなんと
4階建てでした。何やら一生懸命お祈りしている人やお供えしてる人が
たくさんいて、厳かな雰囲気。


《中に入ってみると、ひたすらキンキラきらびやか》


《お線香を供えて、その煙で良くなって欲しいところをさする・・・
とタクシーのおじちゃんに教えてもらいました。日本のお寺と同じね~》


《机の上に置かれたお供え物に、信心ぶりが伺えます》

そうこうするうち、時刻は正午。「もう開いてるよ」とのおじさんの言葉で
再び猫空へ。いよいよお茶の時間です。


《お茶セット一式。いやはや奥深い美味しさでした》

おじさん馴染みの茶芸館『清心茶房』で、早速お茶を注文。
茶芸館ではまず茶葉をオーダー、続いて人数分のお湯代を
払う、という仕組みらしく、残った茶葉は最後に持ち帰ることが
出来ます。言葉は通じないながら、親切丁寧にお茶を淹れ、
手振りで説明してくれるお店の方々に、心和もひと時です。
一煎目、二煎目・・・と重ねると微妙に変わっていく味わいや
飲み干した後の残り香に、結構真剣にハマッてしまった私たち。
気がつけば杯を重ね、タポタポの茶腹になっていました・・・。


《これが噂の茶葉料理。茶葉を加えて炒めた炒飯と、
お茶を使ったスープでつくったにゅうめん。すごくあっさりで美味しい》

しかしっ!ここで忘れてはならないのは、茶葉料理。これは茶芸館で
食べられるスペシャリテで、料理に茶葉やお茶が使われています。
あっさり優しい味わいで、茶腹3人組の私たちでしたが箸が進むこと!


《青菜炒め。ちょっと意外なものと炒められていました》

他にも調子に乗って数品オーダーしたのですが、どれも美味しい!
中でも青菜炒めには煮干が一緒に炒められていてびっくり。日本の
台湾料理屋さんで食べ慣れた青菜炒めとは、明らかに違う一品でした。

さてさて腹ごしらえもバッチリすぎるくらいバッチリにしたところで、
この日のもうひとつのお目当て、九份へ。
ご存知の方も多いことと思いますが、随分前(1989年)、
かの侯孝賢(ホウシャオシェン)監督の映画「悲情城市」の
舞台となったのがこの街。第二次大戦直後、日本敗戦で
日本の統治時代が終わった所から始まり、現在の中華民国と
なるまで(中国本土で共産党に敗れた国民党が、中華民国として
台北に遷都するまで)が描かれたこの映画を観て、当時
「私たち日本人が戦争が終わったとしている時点から後、
台湾の人たちにはまだこんな大変な近代史が続いていたとは・・・」
と大変大変感じ入った私としては、外せないスポットです。
・・・がしかし、ますます雨足は強まり、到着したときは
まさに土砂降りに。(え~ん!私たち行いが悪かったですかぁ?)
嘆いていても仕方ないので、先に進みましょう・・・ということで、
細い路地の商店街へ。


《人影まばらな商店街。ホントなら混んでるはず・・・》


《どこかノスタルジックな町並み。人気の観光スポットなのも
うなづけます》

お天気さえ良ければ、遥かに海も望める眺めの良いところのハズ、
ですが、実感出来ず・・・。いつの日にかのリベンジを誓ったことは、
いうまでもありません。


あっという間の3日間。
最終日のメインイベントはズバリ「マンゴーカキ氷」です。
息子クンの中で、台北101に登ることと、これを食べることが
まさに冬休みの課題だったわけで、まさに「食わずに死ねるか!」
という感じ。


《彼曰く、世界一美味しいマンゴジュースとカキ氷》

めでたくマンゴカキ氷を完食したところで、旅もめでたく打ち上げに。
再見、台北!! 今度は天気の良いときにね~